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宮島は周囲が約３２キロメートルの小さな島です。歴史とロマンに溢れ、国内のみならず海外からもたくさんの人が訪れる観光地として知られています。観光客、宮島で働く人を含め、宮島へ渡る人は通常宮島口から見える島のいわゆる表側の部分を行き来するのですが、では島の裏側はどうなっているのでしょうか。

実は裏側へ行く道はないのです。宮島の裏側へは船でしか行くことができません。定期船が出ているわけではないので、船を持っている方は通る機会があるかもしれませんが、観光目的で宮島を訪れた人が「今日はちょっと裏側へ・・・」なんてことにはなりません(＞ ＜)；

先日船に乗せていただき宮島の裏側を見る機会がありました。道も民家もない静かな場所に小さな祠と鳥居があるのが確認できました。ここを管理するにも船で行かなければいけないってことですね。ぽつんとある小さな鳥居もまた存在感があり、宮島の裏側も表側とは違う独特の美しさを醸し出していました。表側も裏側も神秘的でパワーを感じる島ということが発見でき、宮島の素晴らしさを再認識しました。